代表からのご挨拶

はじめまして。未来新聞の森内と申します。

未来新聞というサービスを世に送り出すにあたっては、非常に長い経緯があります。

元々、私が高校生の頃に世に出た、有名な未来学者のアルビン・トフラーさんの「第三の波」を読み、その頃とは全く様相を異にする世界である「脱産業・脱工業化社会」がこれから始まるという予感にドキドキしたあたりが私の最初のとっかかりだと思います。

その後、2006年ごろになって、ある人に「これは未来の日経の記事だよ。」とその人の載っている未来記事を書いてとても喜ばれたという経験が未来新聞へとつながったのでした。

そのすぐ後に、未来記事を樹形図の中で展開するという、今の未来新聞の原型となるアイデアが生まれました。

その後紆余曲折を経て、昨年英語版、そして今年9月に日本語版をリリースできたことは本当に喜ばしいことです。

個人的にはこの4年の間に、未来新聞のプロトタイプとなるプログラム上で、400件ほどの未来記事を書きました。そして、今まで経験したことがないくらいに楽しみ、充実した時間を体験することができました。

現在の日本では、少子高齢化が進むなど、いろいろと未来への不安が渦巻いています。しかし未来の可能性は常に無限であり、その中には必ず良い方向に進める道があるに違いありません。そしてその道を探すには、未来の無限の可能性を出来る限り探索することが必要です。多くの方々が未来記事を書き、読むことのできる未来新聞においてはこの可能性をいくらでも追求することができます。

是非、未来新聞を楽しんでいただけると幸いです。

弊社は、微力ながら、皆さんがより快適に楽しんでいただけるよう努力する所存です。

2010年9月1日
未来新聞株式会社
代表取締役社長
森 内 真 也